サーバ上にあるファイル(CSS、JS、画像ファイル等)を修正したりデバッグしたいとき、修正ファイルをサーバにアップロードせずにテストできると便利です(アップロード→確認 を何回も繰り返す必要がなくなるため)。
Fiddlerを使うと、下のような手順でサーバ上のファイルを置き換えることができます(例としてサンプルのJavaScriptを書き換えてみます。Fiddlerの説明については「実はFiddlerがすごすぎたので、機能まとめ紹介 : blog.loadlimit - digital matter -」が詳しいです)。
- サーバにある書き換えたいファイルをローカルに保存しておく
今回の例では http://dl.dropbox.com/u/5447955/test/20120312/js/script.js - Fiddlerを起動する
- サーバにある書き換えたいファイルをブラウザで開く(すでに開いていれば再読み込み)
- Fiddler左側にログがたまっていくので、そこから該当するファイルの項目を見つけておく
- Fiddler右側のAutoResponderタブを表示する
- 「Enable automatic responses」「Unmatched requests passthrough」にチェックを入れる
- 4.の項目を右側にドラッグする
- Rule Editorの下側を「find a file…」にして1.のファイルを指定する
- 1.のファイルを修正する
- 3.で開いておいたファイルを再読み込みする
再読み込みするとファイルの内容がローカルのものになっているのがわかります。